詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
絮谷新
罌粟咲けば無限上昇するカノン窈窕たる酒場「陽珠里」
18
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灰色猫
口づけで恋の盟約するような楽園に降る夕立と樹々
19
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灰色猫
流派など問われましても師は持たずただ言うなれば山に学べり
26
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林林
子と二人朝日の昇る電車から降りればきぃんと冬澄みわたる
31
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林林
昼食に息子と分け合う一丁のお豆腐の味ごめんねの味
27
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林林
「大丈夫?」あなたが訊いてくれるからその瞬間に大丈夫になる
37
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矢車菊
白い息を雪の時間に閉じ込めて思い出ひらり結晶となれ
25
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矢車菊
軒先に雛を飾りて行きかへば汽笛が春を呼ぶ鞆の浦
21
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桐生賄
グラタンに シチュー・焼き肉 たらふくと 食べて満足 二十歳の息子
21
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桐生賄
「DVD 借りるのならば 付き合うよ」 一年振りに 子とツタヤ行く
14
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桐生賄
初心者の マークが取れて 嬉しかな 運転張り切る 子は上機嫌
20
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桐生賄
すり下ろしりんごはカレーに欠かせない 供物を一つ頂きますね
18
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inosann
内側に壁をつくれる性分をなだめすかして営業に就く
23
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詠み人知らず
「幸せにしているのか」と問う君の瞳にうつる吾の戸惑い
23
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沙久
「この世界、悪くないよ」という君は強く何かを乗り越えた人
25
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灰色猫
我が郷は淡きみずうみ雪解けの命の巡る鮎の郷なり
28
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まあさ
我慢せず 泣いてしまえば いいのにと 空に向かって 枝がささやく
26
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へし切
老いぬれば心は若くあれぞかし恋に恋ひして人に恋ひして
27
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沙久
一時間の思い出抱き二か月を過ごしてゆくことに慣れるわたし
21
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秋日好
君からのバレンタインのチョコ玉をふたりで頬張る 凪の日戻る
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