リクシアナのお気に入りの歌一覧
KEN
地吹雪の波に埋もれる村の跡 凍える猿の聲雪渡る
19
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月虹
触れられた場所から熱を帯びてゆく君と二人で浸るウイルス
88
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只野ハル
昼下がりノラジョーンズ聞きながら食器を洗う身体揺らしつつ
9
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只野ハル
寒ければ出不精高じ籠りがち食べてごろごろ先は見えても
8
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只野ハル
太陽の消えた伴星惑星を持たず彷徨う銀河を離れ
8
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只野ハル
新聞のチラシの束を棄てるよう広告メールまとめて消した
4
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只野ハル
研ぎ汁を溜めたバケツに初氷背中丸める寒の朝風
11
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只野ハル
湯上りにコップ一杯寒の水片手を腰に例のポーズで
8
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只野ハル
ミキサーの七草粥は薄緑一匙掬い母の口へと
16
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只野ハル
一月一日台風一号こいつは春から縁起良くない
6
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只野ハル
新しいより変わらぬ事のめでたさを年の初めに思う歳
7
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只野ハル
県内より県外多し年賀状どちらもご無沙汰みんな元気で
5
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只野ハル
虚しさを食べて埋めれば次の朝お腹に溜まる悔いは膨らむ
8
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只野ハル
旧作のアニメ映画をただで見てWebに時間をまた棄てている
10
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只野ハル
探してもSF雑誌見当たらず廃業の馴染みの本屋また思う
6
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只野ハル
入院の母を見舞いてその夜の寒さ身に凍む一人となれば
12
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秋日好
明細書請求書などの間から八千円の商品券が
8
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KEN
結べずに 夜半に流した 戀文を 弔ふやうに 鷺一羽舞ふ
14
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KEN
山茶花の ひとひら散りぬ 毘沙門の 足につぶれる 邪鬼のまなこに
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KEN
くろくもの 波間に浮かび 天の舟 帆も舵も無く 今發ちにけり
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