野々花のお気に入りの歌一覧
矢車菊
本の中に栞をはさみおくやうな約束のなき待ちあわせして
23
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矢車菊
折りバラの襞に願ひをこめながら遠きあなたの初夏おもふ
28
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コーヤ
万葉の和歌の臨書を書きゆけば平安人の心伝わり
20
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夢士
今日の歌詠まむと歩む帰宅路されど今宵の道程ちかし
19
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己利善慮鬼
灯の渡る暗闇の窓に佇みて過ぎ去る駅をいつと数える
7
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己利善慮鬼
願うのは誰かの夜に光る星誰かが気付く小さな光
8
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灰色猫
好きな色何色が好き?訊ねられ「すみれ」と答えた幼少時代
22
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沙久
呼吸するように貴方を好きになるいつか終わると知ってはいても
21
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みやこうまし
隣床の夫婦の会話聞きながら孤塁の我を寂しと思う
21
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まあさ
最後まで 強く優しく 強かった お義父さんらしい 旅立ちでした
28
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詠み人知らず
寂しげな母をみるのが辛いから眠りにつくのを待ちて部屋を出る
32
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紫草
年々に母娘のかたち変わりゆき檸檬の花の香る夕べよ
27
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inosann
人生の小さき嘘や失敗は素直になれば重荷にならぬ
24
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藍子
森蕎麦と加計蕎麦ばかりの注文で国会近くの蕎麦屋困惑
21
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夢士
涼やかな風におされて帰宅路沿道に咲くあじさいの白
25
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中野美雄
薄あをく明け來るそらにきみを恋ふる夢のいろ哉ありあけの月
17
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詠み人知らず
いにしえゆ 人の情けは変はらざる 思ひ巡らす 万葉集かな
20
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詠み人知らず
今日も掃く 水拭き乾拭き ホコリ忌み 掃除は修行 汚れる前に
19
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詠み人知らず
腕の中 君の匂いと相俟てる ラストノートに吾が雌 覚めつ
19
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inosann
菓子袋尻から開ける母のこと亡くした今も時折想う
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