千映のお気に入りの歌一覧
滝川昌之
体力は使いきったと定年の体育教師が置くホイッスル
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灰色猫
マガジンの打ち切りとなる物語すべてに明日があるわけじゃない
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灰色猫
マガジンとパンとミルクを荷に詰めて旅立ちますね少年として
21
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へし切
年ふれど忘らるまじき面影のひと日も君をかけぬ日はなし
24
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恣翁
片肌に 薄く眼を閉ぢ 横座りしたる女や 何想ふらむ
16
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inosann
菓子袋やぶいて想う母の事 お尻から開ける吾の仕草に
20
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滝川昌之
朝刊を手渡すバイクの青年が指す西空のスーパームーン
21
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夢士
柔らかき窓の明かりにふと目覚む吾の声天に届き雲去る
16
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へし切
静夜のさし入る影は冴え冴えと地上の霜を見たるに似たり
21
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雪柊
確執の最中に死別し吾が父に孝行せざるを悔いる冬の日
16
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雪柊
「女々しいと」空より叱る父の声涙で磨く小さな墓石
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ななかまど
一煎の朝茶に寒のゆるみたり一畳ほどの春のおとずれ
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へし切
今君は 僕のこころに生きている だから 喧嘩はもうできないね
19
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夢士
風寒し水鳥遊ぶ多摩の川きらきら流れ春はすぐそこ
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滝川昌之
寝てる間に家族は出かけ休日にすぐもてあます孤独を謳歌
17
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灰色猫
吾輩は何処から来たのか吾輩何処へ行くのか何者なのか
16
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灰色猫
忘れえぬ君のおもかげこの春もまた優しげに微笑むのみで
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へし切
春来ぬと人はいへども鶯のものうかる音に花もにほはぬ
22
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夢士
咲き初む河津桜に鳥あそぶ見やる頬には如月の風
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滝川昌之
男女とも意識しながら教室のチョコの行方は気づかぬふりで
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