富鴨のお気に入りの歌一覧
夜彦
秒針は頭の中で響き出し読まず捲った推理小説
1
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温
間違いと降雨とやさしい午睡と 最低なぼくらの花火のゆめ
4
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まつり
すりきれたサイレント・フィルム観るような午睡の夢はいつもさみしい
3
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恵
自然に、とても自然に月が綺麗と伝えてくれる貴方が好きです
26
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詠み人知らず
とめどない時の流れに溺死した私は屍体に鞭打ち生きる
3
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永草御行
滅びつつある種族だね僕たちは それでも僕はヒトが好きだよ
6
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利己翔
海の上走る列車があるかしらそれは船フネ船船船ね
1
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利己翔
忘れ かみの名前がほし「 」したの名まえはおぼえ」ー」
1
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利己翔
コンビニで聖書を求める方法をザラトゥストラは知れないままだ
4
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まつり
失ったものを指折り数えつつ夏を弔うための葬列
6
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裕二
ひとつずつ当てはめてゆき最大公約数を探すような愛し方
6
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まつり
希望的観測として いつの日もほころぶ花があるということ
7
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利己翔
作ったよみんなバカ見るクラッカー五十嵐・フランリ・ャイるド帯さ
1
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野々花
ボンボンと時を知らせる掛け時計ネジ巻き忘れてご機嫌斜め
7
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林林
探し物 途中ですこし休むのは不安を消して前を向くため
13
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灯依
「さよなら」と言えば涙が出てしまうから なにも言わずに背を向けた
4
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矢車菊
ひとつずつ雨の香りの花びらをきみとわたしの心に置こう
14
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河のほとり
風立てば人や知りなむ花すすき穂に出でぬべき心みだれて
14
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ティルス
夏過ぎて秋来るらしうろたえの長ズボンはまだタンスの奥底
6
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永草御行
卵液に浸したパンは一人分君がいなくても朝は来るので
2
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