市川春水のお気に入りの歌一覧
恣翁
歳の瀬に 軒端ゆ雨の滴りて 崩れし壁を漏るる残り火
16
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桜園
葉牡丹の霜と輝ふ年の瀬の朝の空気に身の引き締まる
22
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桜園
新年も晦日もお盆も共に歌詠みあふ仲間のいる幸せ
22
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光源氏
別れゆく君が吐息の雪の朝流らへ散りし淡き風花
16
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桜園
枯れゆきしえのころぐさの穂群には留まりいたる冬の温もり
15
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桜園
箱いっぱいもらいしゆずをふんだんに使いて入る冬至の柚子風呂
19
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薫智
気づいたら君の笑顔に救われてこんなに君が好きになってた
6
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光源氏
武蔵野にいまだ吹きなむ冬の風生ふる民草なびくが如く
6
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光源氏
時しあらば真白き色に変はりける肩もふるへし里の梅枝
9
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光源氏
この春はつくしの身にも風は抜け咲き散る花の数は知らねじ
11
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光源氏
行く水に日ごとの夢を浮かぶればそよと寄せたる戀の淡雪
7
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桜園
窓にさす冬陽に日ごとに膨らめる蟹シャボテンの蕾數へる
21
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桜園
大き葉に白き小花をのぞかせてびわの花群冬の陽に咲く
24
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知久
外套に降りし銀花に息詰める利位公の故事に倣いて
3
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いちにのパッパ
一人きりいただく昼に手をあわす私は今日も生かされている
4
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三嶋
長き道 転げた末に見つめ合い 違えたものを 愛でてみようか
8
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まぽりん
朝髪を梳きて結はえて紅さして君よ見ませの身支度をする
32
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麻倉ゆえ
あたためたミルクの匂い漂って冬らしい朝しっとり光る
17
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ふきのとう
もみじ手で我が頬つつむ幼子の行く末案じ一票に託せむ
15
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南 骸骨
流星が夜空に付けた掻き傷は刹那に消えるまわり道した
6
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