デラモルテのお気に入りの歌一覧
野々花
暖かな日溜まりの中うとうとと居眠りしてるうさぎのなっちゃん
16
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へし切
降るときを忘れて春のなごり雪 野辺の緑をやさしくつつむ
29
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コーヤ
鶯が梅の小枝でうたう歌美声の響き「もう春ですよ」
16
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野々花
母さんの形見の指輪眠る箱開ければ流れる「乙女の祈り」
23
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ゆりこ
風かおり蕾ふくらみ春そこに寂しさつのる別れのにおい
19
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桐生賄
玄関の 小さな蕾の フリージア 日光浴びて 徐々に綻ぶ
15
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矢車菊
未完なる歌のごとくに春を待つつぼみはいつか花と咲くため
28
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麻
夜もすがら降れるなごりの雪なれど触れては融けて露と消ゆらむ
14
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恣翁
花片に旅の愁ひを宿らせて 東風に抱かれ 梅 路に散る
25
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村上みお
さようなら 手向けの花にフリージア 甘い香りはわたしの気持ち
6
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只野ハル
春の海水着の上に夏服で波打ち際に素足を濡らす
9
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詠み人知らず
手を振りて吾にかけ寄る幼子の髪を揺らせる柔らかき風
28
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野々花
手のひらに触れては消える風花に重なる恋の想い出ひとつ
21
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たけくらべ
広重の藍より青し浮世絵をこよなく愛す青き眼の人
15
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南美帆
草臥れて帰れば子らは風呂上がり炊飯器から湯気も出迎え
16
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夢士
東に満月ありて如月やカンヒザクラの紅を映しぬ
27
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麻
春の夜の窓を見やれば梅が枝にもる十六夜の月のかげかな
17
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恣翁
南天の実の零るがに ちらちらと 夕霧の底に陽の映るかな
23
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コーヤ
匂い立ちしだれて咲きぬ白梅の花の優しさ母を重ねて
21
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浅草大将
幾とせをあはに姿はかすむともなほ忘れじのなの花のひと
18
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