村木美月のお気に入りの歌一覧
灰色猫
来世には桜に生まれてみませんか風に生まれて君に会いたい
13
もっと見る
千野鶴子
足元で春を囁くクロッカスたまにはうつむくのも悪くない
10
もっと見る
滝川昌之
明け空のグラデーションの薄い方 紅一筋をひく鳥の影
15
もっと見る
滝川昌之
酔いどれて尾崎を叫ぶカラオケで自由に成れた五十の夜に
15
もっと見る
滝川昌之
飽きもせず土手で四つ葉を探したね就学前の春だったよね
18
もっと見る
滝川昌之
母犬の甘噛みほどの戯れに焦がれ続けた年上の女性(ひと)
19
もっと見る
水海はるこ
たらればで動けなくなる夜に聴くラジオのどうでもよさが優しい
8
もっと見る
千映
母の為預かりし金の会計を閉じて介護の終止符を打つ
11
もっと見る
燃えない薪
望月の 一人看る夜の 過ぎる間に星も渡るか 雲の浮き橋
13
もっと見る
滝川昌之
アナ雪を観て来たばかりと翻るパンフを抱いた女児の麗し
14
もっと見る
肘P
コーヒーの飲み方くらい真似させて 砂糖はなしでミルクを一つ
9
もっと見る
松本直哉
みづからのとげにきずつく柚子なれどなほあまりあるかをりなりけり
8
もっと見る
灰色猫
ふたりして大人でしたね恋しても自分の城を守ってばかりの
13
もっと見る
天鳥
できるわとぎゅっと詰めたやることリスト年末までにできず年越し
8
もっと見る
里香
病み上がり 寒さのつらくこたえしが 母のおかゆのいたく沁みいりぬ
29
もっと見る
KEN
夜の風の 冷たき程に 映えにけり 朝日を返す 峰の白雪
14
もっと見る
只野ハル
左肩濡れる道行相合の傘のとなりの君を見れない
8
もっと見る
ななかまど
亡き母が残してくれた瓶あずきおはぎ二つが最期となりぬ
12
もっと見る
横井 信
道端の落ち葉をきつく踏みしめて呼び鈴鳴らす秋の足音
16
もっと見る
河のほとり
照らすべきこころは知らずむなしさは同じ空なる月のひかりの
13
もっと見る
[1]
<<
1
|
2
|
3
|
4
|
5
|
6
|
7
|
8
|
9
|
10
|
11
>>
[96]