詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
瀬波麻人
説明はいらないでしょう終わりって終わることだよピリオドもなく
27
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みなみぐち
「人生の山場が今であるのなら」コーヒーショップへ走り出す夜
4
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沼尻つた子
いまふたり身投げしたなら新聞に「男女」と書かれる「夫婦」ではなく
16
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沼尻つた子
濁点の湿った重さ さびしいをさみしいに変えて返信をした
31
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みなみぐち
震えない携帯電話に責任をすべて押しつけわたしは眠る
2
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みなみぐち
シソジュースの話はそろそろいいからさ「そういうつもり」でわたしは来たの
10
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みなみぐち
いつまでも独りでいたい でもたまに部屋きたねーなーとか言われてみたい
6
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はな
すき、きらい、すき、きらい、すき、こんなことしているうちに春など終われ
22
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瀬波麻人
上の句に何がくるのか分からない君のかたちに穴があいてる
9
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ペニーレイン
代沢の坂で木枯らし一号が抱き寄せられて少し弱気に
11
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瀬波麻人
玄関とクローゼットを行き来するわたしをやさしく呼ぶクラクション
5
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瀬波麻人
セックスじゃなくてもいいの傷痕のようにあなたと秘密がほしい
23
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瀬波麻人
クリスマスカードを送るくらいならまだゆるされる俺たちだろうか
8
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田中ましろ
笑っても泣いても君といることの意味になってく ゆるやかに春
7
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たえなかすず
ペンギンよ直立不動で切ないか此処はヨコハマ・ズーラシア 冬
4
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村木美月
さよならの雨は冷たいずぶ濡れの野良猫になり君の背を追う
6
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市川ありさ
君だけが不幸じゃないと言い切れる南海電気鉄道の夜
5
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やじまっく
熟慮した結果だなんて思ってもくれないだらう「日替わりランチ」
6
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はな
知ってたよ 君は白馬に乗れないしわたしは月9のヒロインじゃない
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詠み人知らず
ベランダによく来るスズメはたぶんそう「順調なんか?」と尋ねる亡き祖父
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