深谷真雪のお気に入りの歌一覧
らぷみ
今日という一人の私をまた今夜独り棺の中にいれおり
8
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矢車菊
思ひ出を取り出すやうにまた重き辞書からひとつ言葉拾ひぬ
20
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芳立
あらそひはうき世のつねとおぼえつつ人の願ひの絶ゆるものかは
10
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矢車菊
失ったものを追うより得たものを大切にしてゆかねばわれは
21
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詠み人知らず
昼間には身を隠してた者たちが 待ってたように 満天に咲く
16
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河のほとり
飛ぶ鳥のゆくへも知らぬ野の果てに空しづかなる秋の夕暮れ
19
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へし切
何かなしひとり眺むる月影の目にはさやかに秋の夕暮れ
23
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矢車菊
顔のないうたびとたちの心へと千の言の葉しずかに積もれ
22
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芳立
かれゆくとうらみばかりの風たえてこよひ紅葉も露のおくらむ
8
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鹿男あほでよし
絶対に正しいことが 絶対に今日も誰かを 傷つけている
17
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あき
スパイダージュエリーショップ始めます(尚、雨上がりのみの営業)
9
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野々花
毛糸編む母の隣であまり糸貰ってひとりの綾取り遊び
14
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芳立
思ひ知る暮れの秋かな猫とゐてかかづらひなき者のしづかさ
10
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詠み人知らず
自問する人に生まれてよかったか 路傍の草と 同じ命で
17
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詠み人知らず
一様に携帯いじる人のなか ハードカバーの 清々しさよ
12
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只野ハル
故知らぬ哀しみ満ちる夜の底ひとり見上げる星空滲む
14
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富鴨
人はみな散るが惜しきと言ふばかり花の心を知ろうともせず
26
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富鴨
針のない銀の時計をくださいな昨日にもっと近づくために
7
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富鴨
僕達は生かし生かされ生きているだから生きよう (生きたくはない)
7
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まつり
思い出せなくなることが増えていく あなたもいつか、僕を忘れる
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