雪路のお気に入りの歌一覧
水海はるこ
好きになっちゃだめだと唱えるときはもう真っ逆さまの半ばの終わり
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水海はるこ
道草のどこにも青空はないだろうどうせあの時過ぎた曲がり角
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ほぴた かちな
五円玉穴からのぞくあの場所で神は笑って手招きしてる
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祐鈴
「おひさまがミカン食べてる」ような空、明日も晴れるね。早く帰ろう。
10
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水海はるこ
窓際で紅茶に砂糖がいくつまで溶けるか試してみたい休日
5
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水海はるこ
好きでした 君とはとなりの席だった 君の手さげに足が触れてた
3
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詠み人知らず
虫を追い夏草の海を突き進み遠くにかすむ真白の帽子
10
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半格斎
穗を垂れて黄金にかはる山際の美田を渡る風いとほしき
62
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半格斎
山の端をゆるりと流る白雲のふもと枯れてや冬の兆しか
10
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ふきのとう
もみじ葉は広げしままに雨に濡れ庭に落ちるも紅のあざやか
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詠み人知らず
真っ白な道で拾いしハンカチに「ルミ」という名の刺繍のありて
10
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都季
正しさが欲しかったから25時赤信号にひとり従う
12
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都季
俺のこと嫌いでしょって言う人の右手を繋いでしまいたくなる
11
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都季
正論は優しくないから今だけは間違ったままの僕らでいよう
69
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桜井凛香
誕生日忘れられない人がいるもう会うことは二度とないのに
16
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折代架夜
この恋を葬るために一人泣きさよなら告げた手向けの花よ
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折代架夜
「助けて」とあなたに宛てたメッセージ ゴミ箱の中に丸めて捨てた
12
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ぁゃ
真夜中に寂しくなって恋をするいつしか寝付き目覚めて冷める
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寧々
あちこちに驅けたる子らのたんぽぽの黄色のやうな帽子が跳ねる
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寧々
ささくれた疊に坐りかきごほり硝子の底にはまだ初夏の蒼
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