ながさきのお気に入りの歌一覧
敦希
明け空と似た色の夕べ星出づる 時経り人の掬びに酬いる
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ななかまど
咲きだしたマーガレットに遠き日の花に重なるときめきありき
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ななかまど
畑に蒔く種にそぼ降る夜半の雨優しく濡らせ天のしずくよ
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恣翁
草の上に腰を下ろせば 春の陽の 根にさへ籠る熱き思ほゆ
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へし切
五月入る折しも雨の降り頻けば心閑かに言の葉あそび
15
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ななかまど
霧雨に首をすくめる峰桜せめて散りたし青空の下
21
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ななかまど
窓染める樹々の緑の濃くなりて八十八夜の別れ霜かな
14
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ななかまど
気がつけば桜散る散る夕まぐれ寂しい春よわたしの四月
16
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ななかまど
水面吹く風おさまりし夕まぐれつましき人らの営みありき
15
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ななかまど
忘れずにはるばる飛んで来てわれの頭上めぐるはあいさつなりや
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滝川昌之
この雨は田畑潤す雨だから女子の化粧水ごとく滲み込め
14
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滝川昌之
初月給もらう次男が欲しいものないかと訊くが泣けて言えない
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滝川昌之
「寝て過ごす」口を揃えて連休の予定答える新入社員
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滝川昌之
大局に立つということ優位でもやはり象は蟻を潰さない
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滝川昌之
有能な秘書の仕業でございます貴女に出した招待状は
11
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へし切
外は雨 内に籠りて雨音を聞きつ 暫しく思い出の中
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へし切
たんぽぽの綿毛は空に憧れぬ吹いてくれぬか行きずりの人よ
14
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へし切
草や木の目にまぶしきは新緑の生きとし生けるものの輝き
14
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へし切
ウォーキングながらに浮かぶ言の葉を忘れぬように呟きつぶやき
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へし切
ふるさとと平仮名で書く懐かしさ 帰っておいでと呼ぶ声がする
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