滝川昌之のお気に入りの歌一覧
名取結夢
彼は言うアナザースカイに出たいんだ彼はじうろくしばらく新宿
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只野ハル
半日の姥捨て山に送り出し家事の合間の自分の時間
13
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人三昧
裏年の 柿の実八つ 鳥七羽 過疎の郷にも 冬は近づく
8
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桜枝巧
立ち止まるしかなかったの丁字路が唐突にまた現れたので
7
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詠み人知らず
お父さん あなたの手をね 離すのは まだ怖いからと 甘えてばかりじゃ
7
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詠み人知らず
制服を着ていた頃の 私とは何かが違うし 何もかも同じ
7
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詠み人知らず
全力で 何でも出来たあの頃の 青春歌聴き 一念発起
11
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横井 信
痛む足 抱えて眠る 夜が明け 流れる雲は 外へと誘う
14
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へし切
僕は今 終わりなき夜をただ独り 星の明かりを道連れにして
22
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詠み人知らず
青空の上を走る 雪雲の 白い涙に 白い吐息に
6
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新座の迷い人
妻甥に 話しかけられ 頷きて 傍への我は 嬉し泣きかな
16
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あかつき
始発から終点までに乗り換えや途中下車無き次の恋路へ
9
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大麦
愛犬にクッション譲り手枕の炬燵で微睡む午後のひととき
18
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千野鶴子
春の花買いませんかとメール来る零下十度の私の部屋に
13
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ななかまど
那須のみね声の下から雪ぐもはそり遊ぶ児に白き手を振る
18
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祈り花
「ばあちやんのお雜煮うす味だね」と孫に云はれて亡母思ひ出す
16
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祈り花
家族等の集ひし春の宴にて幼なの聲の馳走となりぬ
9
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祈り花
抱き上げし孫の重さに驚きぬ 善きことのみを見つめて居たし
12
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祈り花
前髮を風にとられて驅けてくる孫を抱き上げ春陽を浴びる
14
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祈り花
短歌の師より年賀メールの屆きをり短歌への思ひ今再びの
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