詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
灰色猫
夢想家の白きピアノを奏でれば地球に灯るイマジンの夢
15
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灰色猫
透明なピアノに雨が降るまえに私は水の調律を終える
16
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林林
ふんわりと枝に積もった雪たちを「きれいな雪」と子どもは掬う
16
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林林
しんしんと雪を眺める子どもたち濡れた手袋ストーブの上
22
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横井 信
しょうがない 遅くなったと 見上げれば ビルの隙間に 三日月覗く
12
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横井 信
ときたまに 積もりし雪に 塩かけて 冷凍みかん 作る父親
12
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石川順一
木枯らしがやたら吹き荒れ現場行く冬耕されし田圃の間を
19
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夢士
原発の基地の安全誰が知る神は語りぬ白根の噴火
22
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コタロー
職場では明るく仕事こなすけど家に歸れば湧き出る疲れ
8
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コタロー
花が咲く温室の中ぬくぬくと蜂も知らずに風にも散らず
11
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萱斎院
冴えわたり池につららの凍みはてば 風にみだるる波もたつまじ
14
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夢士
雪掻きて足腰のばす睦月あさ過ぎし歳月思い知らさる
20
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詠み人知らず
気付いてます我をまもるため伸ばされた見えない腕が退けた飛沫に
10
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詠み人知らず
ぼつぼつと雪が陽のしたねぶられて情けのない音たてて溶け行く
14
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詠み人知らず
病しく窓とも知らずにやわ雪が覗きにおとない謝する昨晩
13
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へし切
ひとつ越えふたつ越え来ぬ老いの坂 終の煙は まだまだ遠く
20
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滝川昌之
雪掻きで重なる視線の温かさ見知らぬ同士もエール送れば
24
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石川順一
充電のランプは消えぬ髭剃り機デジカメランプは消えて明白
13
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灰色猫
凄惨な悪夢を見ていた眠りから救ってくれた猫に良い名を
15
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灰色猫
うたかたの冬のぬくもり猫の夢エンドロールは茜に染まり
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