滝川昌之のお気に入りの歌一覧
千映
青空に陽射しもありてただ一つ逢えぬつらさを涙に変える
8
もっと見る
夢士
冬ざれの川辺に在りて翡翠の魚獲る姿待ちて見ゆ我
15
もっと見る
千映
どんと祭昨年あった諸々を火にくべ心機一転の日とす
10
もっと見る
横井 信
新しい 靴をおろして 踏み出そう 寒さの緩む 優しい陽射し
18
もっと見る
横井 信
陽を浴びて ガラスの霜が 消えてゆく 心の霜は あなたの声で
20
もっと見る
桜枝巧
黒板をブラックボードと呼んでいた私はきっと特別だった
7
もっと見る
近江の人
コンサートチケット送ってくれたけど嬉しくて何かモヤモヤ
2
もっと見る
ななかまど
小春日は猫の背中に春すこし置いてゆきたり縁側の春
12
もっと見る
鉄心
進みたる道に迷いて為すことの思い返すもつゆも残らじ
10
もっと見る
あかつき
拗らせて微熱のままで燻って灰になる甘い苦い病
6
もっと見る
あかつき
温もりが冷めたら水に流すだけ追焚き出来ず去りし1K
7
もっと見る
鉄心
白息に待ち震えける氷窓君残し温もりやうやう溶かしける
5
もっと見る
愚と楽
タクト振るリーダー窺う鳩の群れ 目の前の枝にモズのはやにえ
7
もっと見る
詠み人知らず
濱づたひ木の葉さやげば遥々と歌よみ交はしし日々な忘れそ
9
もっと見る
詠み人知らず
ゲレンデと聞くだに胸ときめかす世代も有りて銀のシュプール
8
もっと見る
詠み人知らず
味噌バターコーンラーメン どれひとつ省略できない私の真言
7
もっと見る
煩悩
いつまでも散ることはない向日葵を往復葉書に描く秋の午後
24
もっと見る
とはと
鬼面剥ぎ嬉々と晒せば親に子の素は洗われ青々笑い
5
もっと見る
コタロー
水鳥に映る人影恐ろしく飛沫を上げて逃げるのみなり
9
もっと見る
Chico
雲間よりあまた射し込む陽のひかり 搜査する午後走れ惡漢
15
もっと見る
[1]
<<
1975
|
1976
|
1977
|
1978
|
1979
|
1980
|
1981
|
1982
|
1983
|
1984
|
1985
>>
[2890]