ラベンダーのお気に入りの歌一覧
恕道
人々は彷徨い歩く何処までも今ある愛に気が付くまでは
21
もっと見る
たんぽぽすずめ。
鉄棒に止まれどすぐに飛び立てり雀の足が気になる酷暑
28
もっと見る
たんぽぽすずめ。
さらさらの冷やし茶漬けにぬか胡瓜しゃきしゃきと食ふ熱帯夜かな
28
もっと見る
たんぽぽすずめ。
沢山の嘘をつかれてみんなから愛を感じる四月一日
36
もっと見る
たんぽぽすずめ。
歳の増すほどに帰らぬ春と知り短き花の光り愛でしも
31
もっと見る
詠み人知らず
城下街 故郷を船で 下りけり 記憶にないが 懐かしき風景
3
もっと見る
浅草大将
草の陰いつしか秋をさきがけてひそかに夏をこすもすの花
22
もっと見る
たんぽぽすずめ。
ぽんぽんと立ち登りたる紅白の芙蓉の花に揺らめく真夏
21
もっと見る
くらら
灯り無い 時代に人に 寄り添いて 心支えた 月明かりかな
25
もっと見る
恣翁
南向く廂の間へと 床移し 冬の日差しを一人占めせむ
25
もっと見る
へし切
黄落の降り敷く絨毯 踏みしめば 微かに聞こゆ冬の足音
33
もっと見る
桧漣
車行く赤信號に目もくれず助けた仔猫は誰が膝にて
9
もっと見る
桧漣
思い出の写真サクサク消せるのはデジタルだからか心変わりか
21
もっと見る
桧漣
空泳ぐ鰯の群れが茜色明日は虹の釣竿を持つ
13
もっと見る
只野ハル
また今日も休んでくれてすまないと退職忘る母に言われる
16
もっと見る
恣翁
まじまじと 両の掌眺めては 自分の死期を ぼんやり想ふ
60
もっと見る
恣翁
朧なる月 ひとけなき炊事場の三和土に 暗く光りたりけり
63
もっと見る
恣翁
眼の前を 白き日傘の回るがに 紋白蝶の楚々と飛ぶかな
57
もっと見る
恣翁
形稽古に汗ばむ肌ぞ 心地良き 天井高く 精気盈つれば
18
もっと見る
たけくらべ
定かには秋の終わりは見えねども冬知らしめる散紅葉かな
30
もっと見る
[1]
<<
192
|
193
|
194
|
195
|
196
|
197
|
198
|
199
|
200
|
201
|
202
>>
[208]