恣翁のお気に入りの歌一覧
遊雲
育んだ 娘が夢へと 翔けてゆく 嬉し寂しい 吾の子離れ
12
もっと見る
桜園
日暮れてもまだまだ暑き熱帯夜遠花火の音空に聞こえて
16
もっと見る
詠み人知らず
聞いてみたいドアの近くを占領す学生たちの目的いかに
5
もっと見る
詠み人知らず
五輪見て お前も頑張れ 親の檄 逆効果だよと昔の私
7
もっと見る
詠み人知らず
脱皮中体力尽きしザリガニが日々懸命に生きよと遺す
6
もっと見る
詠み人知らず
バリ土産竹風鈴が風に揺れ不思議な音色で異国に誘ふ
4
もっと見る
桜園
朝からテレビ釘付け内村の金メダルに心のおどる
5
もっと見る
いちにのパッパ
うつ伏せで顔は左で腕あげて五歳と二歳はシンクロ睡眠
5
もっと見る
桜園
あさまだき金魚草植えるわれの背に涼風感ずる葉月二日に
14
もっと見る
詠み人知らず
デイサービス 君を笑顔で 見送れば 奥のご婦人 微笑み返し
7
もっと見る
詠み人知らず
二人して やった小さい花火だけれど思い出としては とても大きい
2
もっと見る
笑能子
ぼんやりと熱気の籠る街の中それでも確かな人の輪郭
4
もっと見る
みやこうまし
かなかなと杉生の陰の虚ろさに檄をとばすかひぐらしの声
10
もっと見る
はな
きみと見る花火はきっときれいだろう 遠く聞こえる夏音に酔う
6
もっと見る
詠み人知らず
時に落ゆ松脂よりもゆるらかに終の息嘯の琥珀となるまで
11
もっと見る
車男
夏空ゆ疾風ひと吹き降りて来てにわかに雲の群れを呼び寄す
14
もっと見る
もなca
熱帯びたうだる下界を見おろして涼しげに座す十三夜の月
10
もっと見る
ふきのとう
汗ばんだ体を抜ける北風に猛暑忘れて夕涼みかな
13
もっと見る
蕗子
バイエルをたどたどしく追う指聞こえ八朔の日に誰かとふたり
6
もっと見る
詠み人知らず
美しき蓮田でばったり出会ったら 二人は旧知の友の如くに
6
もっと見る
[1]
<<
1962
|
1963
|
1964
|
1965
|
1966
|
1967
|
1968
|
1969
|
1970
|
1971
|
1972
>>
[2559]