ラベンダーのお気に入りの歌一覧
澄舟
渋く濃き紅茶を淹れるティーポット苺模様に朝は始まる
8
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澄舟
病院の自動ドアより出づるとき衛生の匂いたちまち消えぬ
9
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澄舟
庭園のガラスのカフェに見渡せば木々の緑のそれぞれの濃く
9
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澄舟
くちびるに淡き紅さす雨の朝濃き紫のチューリップ揺れぬ
9
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澄舟
米研ぎし右手のしずく振り落とし頬に射しいる西日をぬぐう
11
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詠み人知らず
ふんわりと舞い落ちる雪さりさりと儚くとけて冬を拒みぬ
30
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藍子
静寂の世界を舞い散る初雪は田んぼ一面キャンバス作る
26
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まあさ
「行ってきます」君が笑えば「気を付けて」 短い会話 二人の青空
24
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リクシアナ
言の葉の枯葉燻ぶる落葉焚き詠えない日はお芋を焼こう
23
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夢士
縁先の茶飲み話や枯れ落ち葉カサコソカサと冬日差受け
23
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くらら
知らぬ間に 入れてた肩の 力抜け 小春の陽射しに 暫しまどろむ
30
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石川順一
団栗を水に漬ければ二個が浮く種をまくのは何時にしようか
27
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灰色猫
呼吸する寄せては返す波と言ふ絶へることなき海の脈拍
25
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コーヤ
耐えぬいた 甲斐があったね 幸のみち 出会えたことに 感謝だね
27
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コーヤ
冬枯れの淋しさ誘う木々の間にポインセチアの赤が眩しく
27
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夢士
青き空残る柿の実二つ三つメジロ来たりて小春日の朝
22
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雪柊
母となり 髪を短くした君の 横顔 毅く凛と美し
29
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雪柊
銀杏の香り微かに漂って動物園に訪れる秋
17
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詠み人知らず
日めくりの薄くなりゆく侘しさに咲き篭もりたる枇杷の木の花
23
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灰色猫
きまぐれな僕の歌でも拍手をくれる人がいること感謝してます
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