林林のお気に入りの歌一覧
南美帆
逢える夜を指折り数え待ちわびて夢の中でも寄り添いたくて
24
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南美帆
冷えこみし夜の幸せ六歳の娘の温もり抱きて眠れば
22
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南美帆
何もかも上手くいかない時もあるジタバタせずにホットカフェオレ
29
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南美帆
「飛ぶという字を習ったよ。この漢字羽が生えてる」弾む字を書く
22
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南美帆
ほどけてた縁のリボンに気がつかぬふりをしていた家族だからと
22
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南美帆
木蓮の花を見上げて手を繋ぐ娘もいつか離れゆくのね
23
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南美帆
切なくて泣きたい夜もあるけれどあなたを好きになって良かった
48
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南美帆
川沿いを手繋ぎ歩く昼下がり二時間後には母に戻ろう
65
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南美帆
忙しく朝の支度に落ちつかぬそうだ君からメールがまだだ
6
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夢士
たれ込めし卯月の空の桜花散りゆくまでの時を数えむ
14
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寧々
掌に飴ひとつのせゆるゆると笑ふ吾子居る花降る午後に
6
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寧々
かじかみてちひさくなりぬ我の手をくるりと包む君の餡まん
5
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寧々
薄墨の空より落ちる雨粒の行き着く先はさくらの海よ
5
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寧々
黒曜の空より沁みる雨粒が傘を流れる我を急かしぬ
7
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寧々
ひとのよはくるり周りぬ觀覽車今日の景色は一期一會に
6
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寧々
變はりたくなきものもあり靴磨く緋色エナメル朝日輝く
6
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寧々
街角に立つジャスミンの白蠢ゐて異國の香り漂ふ日暮れ
6
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寧々
枝葉搖れ手招きされて散歩道森の傍など通らぬやうに
6
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寧々
道の端につつじこんもり見てをりぬ何處からきた客人かしら
6
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寧々
ささくれた疊に坐りかきごほり硝子の底にはまだ初夏の蒼
7
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