恣翁のお気に入りの歌一覧
五穀米
熱中は儚きものと覚えるにひとり輪を抜け珈琲を飲む
4
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白亜
淡き雲を透きてほのかな月影を ひそと逃して夜の闇ぞ濃き
8
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あき
あんたってなんと浪漫のないオトコ「トイレの芳香剤」はないでしょ
12
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あまおう
本日は日がな一日うたのわとゴロ寝で過ごしいとリフレッシュ
11
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五穀米
約束をして集いたるその後に寂しさ感ずる忙中なりき
2
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もなca
薄衣を仕舞い夜具出し整えて暮るるが早き秋日はせわし
9
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月夜かぐや
デパートの 洪水のような 人混みで 人知れずして 短歌読むなり
3
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大河千紋
たましひの冴ゆるひと夜の神さぶる霧も染め抜く紺碧の摩周湖
9
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枝戯
故郷を離れし我に降る雨は変わらぬ四季の足音なりけり
2
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ゆうひ
うなされる涙の怪獣あやすため砂漠の砂をすくって遊ぶ
8
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桜園
乳飮み子のごとく口あけ待ちてゐるダリアに水やり充足のとき
18
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粕春大君
浮き雲のひと群過ぎて降る雨は御山をそむる秋のひとしを
24
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まがね
頭垂れ迎える稲穂に囲まれた花道の先定食屋あり
18
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横雲
紫の斑に秘めし恋の如ゆかしく揺るる杜鵑草かな
4
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詠み人知らず
スーパーの野菜を包む新聞が 彼方の国の革命祝う
45
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横雲
秋空に浮雲高し思ひいる朝の風の色や身にしむ
7
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紫草
天井に見つけた滲みは目を閉じてわが内部にある闇へ繋がる
16
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詠み人知らず
掌を合わせ自然の命を「いただきます」 命を食べて命を繋ぐ
21
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詠み人知らず
霧雨の路肩で旗振る老輩の 背負ったものの重さが見える
14
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もなca
今日こそと思って窓を開けるのに秋のあの香がまだ聞こえない
12
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