林林のお気に入りの歌一覧
温
外の砂嵐がすごい日「土下座するからわたしだけの水飮み場でいて」
3
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松本直哉
ゆきなやむ新入生をはげまして登校の列にはるのあめふる
4
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詠み人知らず
終業のチャイム鳴ったら門を出て 偶然会える 次のバス停
13
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みなま
鈴なりのつぼみ次々弾けては実りにむけて茱萸の花さく
8
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すばる
声出ずに小言も言えぬ状態は子供にとって居心地よさげ
14
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詠み人知らず
食材は命あるもの授かりし生きゆく糧ぞ今日もいただく
11
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笑能子
躓きも思い出ならば楽となる己が五体で感じたならば
1
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鞠花
娘らのしあはせ願ひて幾星霜雛に見ゆるは永久(とわ)のぬくもり
5
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詠み人知らず
浅瀬にはプロペラ折れし零戦がマリンブルーにつかりて錆びし
13
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由縁
姉のごと慕うひとはホスピスへ 親しきだけではたずねる難し
6
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美遠
本当は近づきたいけど一歩下がって裏腹に睨むあなたのうなじ
1
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和竹
寒返すみぞれの浸す花びらのまことの春も醒める心地す
1
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詠み人知らず
ひとりでは美味しさ半減してるからあみじゃが残す輪ゴムを探す
2
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詠み人知らず
見つめあい愛を語らう向う側鏡があって己を見てた
1
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詠み人知らず
晴れの日は花も凍える冷たさで身を寄せ合って色濃く見える
2
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矢車菊
慣れぬこと惑ひ憂ひも受け入れむもどかしさこそまた春として
6
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矢車菊
散る花に想いを寄せるせつなさで片想いから春は始まる
8
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矢車菊
好きだったうたの作者はその名さえもうわからない「詠み人知らず」
13
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桜花
午後十時 遠退いていくさよならと渡しそびれたお手紙ひとつ
3
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紺野
ねえ、きみとあなたとおまえ どれで呼ぼう?ふりむいてくれる なまえで呼ぶから
4
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