林林のお気に入りの歌一覧
洩矢転石
昨日より今日はなんだか少しだけオレンジ色がやさしく見える
7
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詠み人知らず
「どうですか独り暮らしは気楽でしょう?」「てめぇ今すぐブチ殴ったる」
10
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恣翁
谷間の青き篠竹 細波に媚ぶがに揺れて 流れ抱けり
23
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河のほとり
散りにける桜の花を今宵より植えて咲かせむ夢の園生に
14
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河のほとり
あはれとも声立てざらば風知らでこの奥山の桜のこるや
13
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河のほとり
侘しくてひとり寝る夜はいたづらにあらしな吹きそ雨もろともに
72
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美津村
薄雪の参道に一列下駄の跡歩幅小さく少し内股
4
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嵐田太郎
鳩の身をゑぐり、ついばむ烏見て、同族喰らふ無情を憂ふ。
2
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美津村
薄雪に下駄の跡ありわれもゆく鳥居くぐりてその跡よけて
4
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美津村
切れたら怖いとその噂われのことならず我は切れないのろまは切れない
6
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咲耶
ねえ彼氏、ほっとけば恋心でもエントロピーは増大するの
2
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薄荷
何度でもさよならを言う そうすれば、どれがほんとかわからないでしょ?
5
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葱りんと
心をば 負荷振り払い さらけ出す 一日終わりに 日記という歌
11
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水海はるこ
校庭に遊べる子らが消ゆる日も百葉箱は黙して立てり
9
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水海はるこ
すごろくの一回休みのような日が続いて四度目の春が来た
8
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水海はるこ
二十五の若き体を引きずって真四角で白い建物へ行く
5
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水海はるこ
老人と並んで電気を掛けられる赤青黄色の吸盤を背に
3
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水海はるこ
人生の十分を共に壁を向き過ごしたおじいさんさようなら
4
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笑能子
隙間には持てぬ全てが溢れてるさて汲み出さん器に合わせ
1
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咲耶
「やってもた!」うわ、やっぱこれ特急やん無情に過ぎ行く我が最寄り駅
5
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