有為のお気に入りの歌一覧
猿ノ丞狂介
「押忍」と思ふ根性軽く撚られなむ散る挑戦者の貫手留めむ
9
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庭鳥
傾向と対策を練るあなた宛て「オネーギン」など耳にしながら
7
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芳立
長野原ふりさけ見てはやんばるの水鶏じれつつ鳩の戸たたく
9
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島祝
荒ましきエイヤフィヤトラヨークトル灰鎮まらで空ぞ鎮まる
15
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島祝
霧島の都の城の盃はあけても満てる雲の大御酒
16
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まるたまる
うつそみの人の世に生く証しかなこの悲しみも胸の痛みも
19
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聴雨
春日中なよらに揺るる水草や待つ時こそを喜びとして
18
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聴雨
うす紅の桃一輪をかんざしに心ひとひら歌にしたたむ
90
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庭鳥
雨に濡れ重さ増したり八重桜簪飾り装いて立つ
12
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庭鳥
カタカナで書かれた名前自慢げに掌写す少年スバス
8
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詩月恵
風信子 言葉にすれば溢れ出す涙隠して春を届ける
15
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詠み人知らず
雨ふりしあとの空気がすみわたり鈴鹿の山が近づいてくる
20
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庭鳥
かき氷砕く音した真夜中に降ったと知った予感通りに
10
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島祝
姫ならで彦なりとしる我が嫁に昔は萌えを思はざりけり
12
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山桃
生きいそぐ吾かあらぬか春あらしけぶりて消ゆる花の夢はも
14
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山桃
筍に後れていまだ花を見ず上溝桜きみどり騒ぐ
13
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まるたまる
背を丸め携帯を見る横顔がわたしが最後に見たあなたです
11
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まるたまる
本当にスキなタイプで自爆した20も若い人は無理だし
8
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芳立
なごり雪ふればへたりし月かへし冬にかれにし人ぞおぼゆる
14
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詠み人知らず
哀しみに世の中の沈むこと勿れ 希へども天知らぬ顏
8
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