千紘のお気に入りの歌一覧
恣翁
靜かなる 緑の池畔の 浮島に 墓標のやうな 眞白き枯木
33
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螢子
夜を越えて記念日の歌あふれゆく万智ちゃんは今何を思ふや
8
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只野ハル
蛙の声が遠く虫の音が近い梅雨の晴れ間の夜の涼風
7
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只野ハル
真っ白な画面彷徨うカーソルは歌を探して行つ戻りつ
11
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浅草大将
かへる日もあだし心をなみなればなどて越ゆべき末の松山
12
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螢子
奥さんと呼ぶ愛娘がいておかんと呼ぶ息子がいます私は私
12
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トーヤ
生育がこんなに早くていいのかと驚きつつも得るものばかり
4
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トーヤ
この先に詠みたいことが山のようそれが過ぎたらもっと膨れて
5
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螢子
おくさんもうすぐ9090だねと愛娘は眺めるだけのうたのわ
13
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まるたまる
雨雲の下に自ら飛び込んで追って追われるデンジャラスゾーン
11
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浅草大将
子守唄声も押してる浪花ぶしうなる一節に寝ん寝んころり
11
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螢子
完熟のトマトに梅雨は容赦なくナメクジと人の戦い始まる
4
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螢子
一日おき水分過多で口開ける完熟トマト一口に食む
7
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光源氏
ちまたには一夜一夜に人身御供富士山麓にオーム鳴くなり
16
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向日葵
あるのかも知れない来世を夢見てる前世の記憶もないというのに
12
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ふきのとう
人間はみないくつかの悩みとやるせなさ抱えて生きています
9
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芳立
「踊るのもいいね」と君にあかねさす日ざしはじけてサルサ記念日
16
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ふきのとう
短冊に願い託すならただひとつ日本が元気になりますように
10
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でくのぼう
雨音に曵かれし戀は螢火のきみの命の一夜の宿り
18
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でくのぼう
命果て思ひことづて遺しゆく心に點せし螢火ひとつ
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