もみじ☆彡のお気に入りの歌一覧
うすべに
秋過ぎて燃え残る夢 木枯らしに まだ鳴り止まぬ冬のふうりん
20
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夢士
山茶花の咲き乱るるや散歩路上着片手に夕暮れの時
12
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へし切
葦辺ゆく鴨のつがいを見るにつけ浮き寝も寂しさゆる冬の夜
19
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滝川昌之
「今年こそ会おう」と言った正月にまた戻りくる賀状の友よ
19
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ななかまど
青函の夢を運びし連絡船昭和の海に銅鑼の音聞こゆ
8
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灰色猫
君偲ぶもみじの紅や秋風や今年も我を染めあげる君
29
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KEN
燃えつきた もみぢの滲む 沼かがみ 水脈引く鳥の 影も虚ろに
12
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千映
差し入れのおでんの空鍋手に提げて話のはずむ笑顔が二つ
11
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KEN
くろくもの 波間に浮かび 天の舟 帆も舵も無く 今發ちにけり
13
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へし切
返り咲く花もありとや 小春日の野辺の雑草 春の色なる
21
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コタロー
千羽鶴祀つてありし野佛に誰かの愛が花を供へる
11
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うすべに
指先が 世界のすべてになった夜 うつつに帰る雨はみぞれに
39
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KEN
結べずに 夜半に流した 戀文を 弔ふやうに 鷺一羽舞ふ
14
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夢士
霜月の白き半月沈みゆくバス待ちの列職場へ向かう
10
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KEN
山茶花の ひとひら散りぬ 毘沙門の 足につぶれる 邪鬼のまなこに
15
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夢士
菜園の大根収穫あなうれし前も隣も我家の軒へ
8
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KEN
つきあかり こころに落とし 竹取りの 翁の歌を しみじみと呑む
11
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蔓葵
思ひ寝の花のまがきに露おきてあやなくしほる夢のきぬぎぬ
16
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芳立
図らずもいづれ出づべき闇なれば道に迷ふはたのしかりけり
4
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KEN
そらいろに あぜに散りばむ 歸り花 陽をなでる風 時いつはれば
5
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