詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
まあさ
平安の 装束まとう 姫たちの お歌さらさら 曲水の宴
22
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秋日好
十年たち時代遅れになってから膝に載り来るラップトップよ
18
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恣翁
閨の灯の 襖に投ぐる影と二人 夜具に座したり 胸の騒げば
19
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秋日好
びっしりとついた椿の蕾先恥じらい色のそのままであれ
30
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千映
君のいう 思考回路がオンになり愉しき世界句に表われる
14
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千映
髪の毛の結ぶ位置今朝高くする三歳若くなった気がする
14
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美津村
暮れ残る伊吹の上を越えてゆく戦闘機鋭く夕光反す
13
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石川順一
伯母さんが来訪をして夕餉食うインコが死ねりインコのチュンが
8
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inosann
司会者の「現知事に移転どうしましょ」に落ちは「こーいけ」 落語家の閉め
15
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九條千鶴
ちよちよとさえずりかわすすずめらがあたまのぞかす丸い庭木に
8
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夢士
梅の香の流るる園や家族連れ独り気ままに花を愛で行く
26
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蔓葵
春雨のながめにかすむ枝垂れ梅としふる毎になほ匂ふかな
13
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千映
樹形美を散歩のたびに感じおり啓蟄過ぎて新芽待ちわび
19
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詠み人知らず
桜咲く電報を待つ若者に奇跡は来ない 受験してない
20
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松本直哉
敬語もてはなしかけくる子と歩く春の夕べの距離のたのしも
14
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藍子
啓蟄に春を感じる季節だが内陸群馬はまだまだ寒い
14
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詠み人知らず
狂うがに 恋ひ焦がるれど 幻の香り温もり 空に抱きつ
17
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夢士
梅香る薬師の池や水鳥の波紋広がり消ゑゆくをみゆ
22
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コーヤ
梅園をはしゃいで回る孫娘花と和みて微笑みの舞
24
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朔夜
腕組んで考え込んでみたものの答えのでない夜に吞まれる
11
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