千映のお気に入りの歌一覧
横井 信
予報より早く降り出す雨の夜 まだ鶯の声を聞けない
15
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夢士
椎の実の木目込み飾り雛の宵婆の形見と娘に贈る
13
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へし切
大丈夫!つらい時ほど意地を張る 弱音を吐けぬ 孤の憂き世かな
22
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夢士
雛一夜明けてしとしと春の雨ダウン取り出す三寒四温
15
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灰色猫
藍色の朝に消えゆくお月様さびしさよりもずっとはやくに
16
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恣翁
夕闇に 鐘を合図に 一斉に点り初めける 家々の灯り
19
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幸子
濃さを増す桜の蕾胸の内にうす紅の灯り満たしぬ
18
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へし切
春の夜のしぐれて安き鼻ごころあしたに霞む吾が眼かな
20
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滝川昌之
講堂はクライマックス「いざさらば」恩師称える惜別の歌
17
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可不可
三十一つ泡沫みたい浮かんで来る 朝はやく夜おそく 歌は勝手だ
6
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夢士
浅き春梅の香を聞き寒桜ぶらりぶらぶら野の花もとめ
13
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秋日好
歌雅離れて疎し故郷の雛の祭に咲く花々よ
20
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秋日好
人気無い話と母への手紙とを書いたら枯渇 何も出て来ぬ
11
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灰色猫
言の葉とみそひともじと恋をする夜も眠れぬライフスタイル
23
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夢士
再開す幼なじみの爺と婆里の山河今宵の肴
11
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夢士
水温し湖面の空や青く揺れ翼広げむ白鳥の群れ
13
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へし切
孫をみる 吾がまなざしの君に似る 春の陽気の微笑み返し
18
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灰色猫
ネコ型の海賊船を操舵する七つの海を統べる肉球
13
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灰色猫
ぷにぷにと旅する野良に連れられて迷い込みたる猫の王国
16
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横井 信
何気なく朝に浴びせたひと言に毛羽立つこころ鎮めて歩く
20
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