栞のお気に入りの歌一覧
秋日好
両肩の日焼けが夏の勲章でついでに中も疼いて欲しい
7
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紫草
片空を茜に染める夕焼けをきみに伝えることばを探す
34
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みなま
じりじりと陽射しにやかれこんがりと水気なくして果てたい三時
8
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蜻蛉
氷水つけたラムネが輝いて欲しくなるのは夏の幻
9
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すばる
キラキラと太陽君に降り注ぐソーダの瓶はどこまでも夏
25
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灰色猫
寄る波の調べが心が共鳴し ぼくらは夜のうみがめとなる
28
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すばる
遠方の友と毎日会話して 隣人の顔知らない時代
17
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灰色猫
夜空から星が落ちては僕たちの 心の泉に波紋をたてる
30
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あまおう
体温と同じ気温と言うけれど きみはも少し ひんやりしてる
33
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すばる
悲しみを意識の奥に溶かしてく流れる時間は私を救う
20
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南美帆
背後から髪乾かしてもらう夜うなじに触れる指の優しさ
15
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香月
隣にて佇む君のやさしさに姿を問わずも美し君よ
4
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都詩
強烈な青空が好きと思った日 持て余していた心の熱を
9
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詠伝
私の住む故郷は海から遠すぎてふられちゃっても泡になれない
24
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詠伝
立葵祝福するなかこの夏に卒業します友である君
10
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あかる
学び舎の窓から見ゆる夏の風白き風車の羽根はまばゆし
11
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詠み人知らず
恋心あわく切ない初恋も今となっては大事な記憶
10
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芳立
三度目の熱帯夜にもブラウスを脱がないでゐる君のしぶとさ
14
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ふきのとう
孫らの帰りゆく今日の夏の日にシーツを洗い役目を終える
15
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詠み人知らず
不純物とり除いたら空っぽな二人だけれど悪くなかった
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