ヒナ・ヒナタのお気に入りの歌一覧
詠み人知らず
あの頃は最低限の糧があり 胸いっぱいの笑顔があった
12
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詠み人知らず
地下鉄に渦巻く人の怨念を 分厚い皮膚も隠しきれない
8
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詠み人知らず
贈られた読むべき本の山積みの 下からそっと処分する夜
13
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ふきのとう
幼らは母に贈らんとコスモスの花束つくり誕生日祝う
8
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日向猫
先進の電波で届く貌も触れれば コツリ 硬質の壁
22
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日向猫
己が顔 強く見せるは脆さゆえ 脆く見せるは強かさゆえ
20
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紫草
純白を知るには色が必要で闇を知るにも光がいるよ
32
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味醂
月とかも転がるくらい満ちたから今夜はせめて会わないでいる
4
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遠井 海
ゆとりとか団塊だとかバブルとか束ねられてもわたしはわたし
14
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遠井 海
愛されてない安心に身を任せ冷凍のまま包まれており
12
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みやこうまし
ひび割れど捨てられぬまま生かされる 人の器や用ならずとも
15
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恣翁
杯に 異郷の憂さを浮かぶるに 如何でか 雁は渡り来つらむ
19
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小春まりか
名月の話題どころか事務的なメールも返ってこぬままの夜
3
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小春まりか
逆接の多い恋愛 つくってた歌が並べば けど、けど、だけど
2
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おおしまゆきこ
何事も無きまま今日が暮れてゆく 冷めた番茶に潜む淋しき
14
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おおしまゆきこ
知らぬ間に秋のさざ波ひたひたと忍び入りて悴む小指
11
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おおしまゆきこ
秋風をおおきく胸に吸い込んで金木犀のありかを探る
15
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ビビ
一本の棒で幸せ叶ったり辛さ吐いたりする 単純ね
4
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ビビ
朝日さす窓の向こうで泣いているあの子に届く歌を、今すぐ!
6
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律春
縁を得て こうして歌を詠みし今 溢るる心通う幸せ
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