詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
詠み人知らず
ゆきまどふ雲の朝のひと鳴きにをちこち応ふる蝉のこゑかな
17
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五穀米
恩寵も過ぎたる夏の太陽に白きブラウス青きサンダル
3
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市川ありさ
さみどりの虚構くずれて夏空に私が欲しいものを探した
8
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牛隆佑
あたしなぜこんなカッコでこんなこと ある秋の日のセーラームーン
3
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詠み人知らず
若き頃見えてゐしものはもう見えず見たくなきもの見えるやうになり
6
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どるちぇ
君の頬にくちびる寄せれば南風 今気付いたの ここがパライソ
7
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芳立
ビニールにカレーを詰めてくさまくらゆふ餉にかへるアユタヤの宿
8
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詠み人知らず
人も世もよくよくむなしきものならむ虚に従ふ吾をこそ見れ
8
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環
あふれだすインクの海をくぐりぬけ夏には白い雲ばかり行く
6
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牛隆佑
ああそれなら真っ直ぐ行ったその先を右に曲がれば青空ですよ
8
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どるちぇ
雨音とパッヘルベルのカノンとが重なってゆく きみがすきです
9
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あまおう
夕闇に真一文字に列車過ぎ余韻も残さぬきみのサヨナラ
21
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住川幸
綾をなす緑ひとつの名も知らず野辺を山辺をただ夏と呼ぶ
41
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牛隆佑
水道の蛇口をひねればいつまでも水は流れて僕が悲しい
3
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アンリ ミネ
つらいときどうしてたっけ?背後から雨の匂いが追いかけてくる
13
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せいか
聖堂のごとく冷たき図書館でわがアカシックレコードを読む
3
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詠み人知らず
露とおく霧にも花は散るからに力まかせに吹くな山風
23
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市川ありさ
手をつなぎそして誰にも祈らずに私と恋におちて下さい
9
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五穀米
黄金の光畏れて進まれぬ神の前にも汝の隣りにも
9
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聴雨
よべの雨ひとつ抱いてつゆ草は空の忘れし青を湛へて
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