みやこうましのお気に入りの歌一覧
滝川昌之
掃除機が吸っているのは休日の俺の怠惰と妻の苛立ち
47
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inosann
「大丈夫」と唱えて心はニュートラル 意味無く落ち込む時にはいつも
23
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inosann
台風の彼方にありし駿河の海いくえにうねり黒さ増しくる
24
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夢士
ザッと降り雲の切れ間に月の見ゆ耳を澄ませば虫の音聞こゆ
22
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コーヤ
純白の涼しさ誘う衣着て芙蓉の花は夏風に揺れ
17
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へし切
あかねさす照る日に映るあふひ草すずしみどりの色をそへつつ
21
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まあさ
梅雨晴れ間 福博の街 一斉に 十四の「飾り山」そびえ立つ
22
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夢士
雨上がり雲たなびきて山青く東北道や梅雨の夕映え
21
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野々花
相聞歌送り合いたる男性もなくひとり数える姫沙羅の花
28
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へし切
大雨に降らねば水の気にかかり降れば降るとてはや送り梅雨
27
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へし切
民の声聞こえぬものに信なきは言わずもがなの都議選速報
16
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詠み人知らず
七夕の月あかりのみで文を読むいにしえ人を偲ぶ文月
32
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へし切
恋ひ死せばのちの煙と消ぬべきも魂のありかは吾が胸の中
26
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詠み人知らず
巣立ちゆき燕の居ない巣の下の短き暮らし忍ぶ斑紋
28
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へし切
侘びしらに俯き咲きぬあじさゐの篠突く雨に思ひみだれて
27
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秋日好
君ひとり養うだけの甲斐性があればと願う シャツの焼け焦げ
27
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詠み人知らず
背を向けて青年医師は呟きぬ ガンという奴はインベーダーだ
23
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へし切
日は残り暮れるにいまだ遠ければ今日を愛しみ明日に笑まふ
27
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矢車菊
夢を見ることはほんとは途方なく大きな不安と戦うことだ
20
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滝川昌之
とりたてて何もなかった休日の終わりに家族で囲む食卓
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