林林のお気に入りの歌一覧
詠み人知らず
ちりかかる花の鏡の芥川曇らぬ影もうつろひにけり
8
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詠み人知らず
分け入りていざ尋ね見む遅桜春は山路を帰るとぞ聞く
9
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詠み人知らず
しるべせよ青葉隠れの遅桜これも宿なる鶯の声
6
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詠み人知らず
力ずく束ねた手紙破る様怒りに満ちた雷鳴響く
6
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詠み人知らず
雷の響く雲間を飛んだならたどり着けるか天空の城
5
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詠み人知らず
後家さんと言わぬぞ今はシングルよ恋も多きか熟女と呼ばれ
13
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己利善慮鬼
呑み込まれ揉まれ溶かされ捨てられて嗚呼想い出よ我を忘るな
2
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ユキ
何よりも私が一番欲しいのは愛されてると自覚すること
8
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詠み人知らず
甘すぎる自分を叱咤したくなり空のコーヒー缶蹴り飛ばす
10
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秋日好
三か月検診なのか医院にはひっきりなしの乳母車影
8
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秋日好
木蓮の花びらこつんと落ちて来るバカな考えやめろと言って
14
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ながさき
原子力 稼働をさせぬ 仮処分 司法の裁き 社会の願い
15
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秋日好
花手鞠 樹冠に狭しと掲げ持つ白くてまあるい優しい心
11
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秋日好
三十の花を開いて葉に代わる梅の思いをいかに救うや
8
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秋日好
十一時血液検査に行くために有給取って朝起きている
4
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松本直哉
いままさにとびたたむとする羽ばたきのままにもだせる金の鳳凰
6
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詠み人知らず
目的地500キロ先 海を過ぎ 到着のころ 目的わすれ
12
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ゆり
澄み渡る空に手紙を飛ばしますベランダ経由西の国ゆき
6
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ゆり
雨行きて透明な空風そよぎ今日はあなたに手紙を書く日
12
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リンダ
筋肉の説明しながら左手の上がらぬ筋を若きが揉みおり
14
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