詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
灰色猫
だれひとり民などいない王国の玉座としての座布団がある
14
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詠み人知らず
里灯り遠くに眇め影させる寝床みつけて丸む子猿
14
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石川順一
ボブディランミネソタ州のダルースで生まれプロテストソングを歌う
7
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月虹
こんなにも星が綺麗に見える日は決まって君の記憶を辿る
54
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横井 信
少しずつ 日の出の時間 早くなり 日向が増えた 駅までの道
17
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滝川昌之
友人は運動公園の一角でポニー乗馬を視る公務員
19
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コタロー
眞白な晝間の月が昨夜から僕の心を鷲掴みする
8
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コタロー
手袋の片方のみが杭の上相方探し寂しさうなり
10
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石川順一
伊勢ののり小腹が空く度食べにけり説明紙に夫婦岩の絵
15
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へし切
蕎麦ならでこねてみんとてさじ加減 もり かけ 匂ふ隠し味かな
19
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灰色猫
大人への試練のひとつ壁として小学校の割り算はある
16
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灰色猫
膨大な本ともろとも赤々と主を亡くし燃える草庵
13
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灰色猫
皿として生まれたからには天地の命の賛歌と生きねばならぬ
17
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吉野 鮎
如月の眞夜の街路に冴ゆる氣のピンヒールの音透明を刻む
17
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石川順一
午前中結構大きな雪が降る午後から晴れる雪は止むかな
6
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夢士
ひと昔前には氷柱うす氷何処にでもある冬景色なり
12
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夢士
歌よみてふける冬の夜深々と月は欠けゆき下限となりぬ
13
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石川順一
夕食の直前スイートデニッシュを食べるたまにはこんな日もいい
10
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横井 信
急かされる 仕事少なく 穏やかに 過ぎ行く日々に 心が騒ぐ
13
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詠み人知らず
春夏の葉衣ぬぎて細る身に冬は白たへ着重ぬれども
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