詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
岡宗春
舞ひおりる風の便りか雪の花いづこにあれど春や恋しと
7
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へし切
さびしさは心のそらに満ちるらし露ぞかはかぬひとり寝の床
24
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灰色猫
潔く捨て去ることも出来ぬまま核の業火に弄ばれて
16
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灰色猫
叶うもの叶わないもの追い求め欲望渦巻くゴールドラッシュ
14
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灰色猫
手のひらに収まる分の糧を得る巡る命の伝承の歌
21
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滝川昌之
寒いほど甘み増してく根菜は親の思いだ咲け春の花
22
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詠み人知らず
並べればロイヤル・シールドできあがる遊び心の英国通貨
9
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詠み人知らず
闇に慣れし眼に眩しき日が射せば緑の風に深く呼吸せり
14
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夢士
雪解けや冬の陽だまり仏の座可憐に咲きて春を呼び寄す
15
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横井 信
青空に 煙のように 雲が立つ 雪の気配とテレビは語る
9
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石川順一
ツイキャスで詩の講義聴き畏まる武田信玄上杉謙信
7
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夢士
丹沢の連山映ゆる朝の陽や並ぶバス停はく息白し
15
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石川順一
ブリなどは冬の季語だがまだ食べる余寒、春寒、冴え返るなど。
9
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横井 信
遠くから 伊吹おろしが 吹いてくる 多度の山越え 雪雲連れて
14
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滝川昌之
日が伸びて河原のやさしい夕暮れに斜め走りで消えてく仔犬
23
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へし切
如何いきる? さても今更言われても 老い身にうかぶエンディングノート
18
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横井 信
だんだんと 晴れてゆく空 春めいて 雪の予報が 雨となる朝
17
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夢士
誤変換するはパソコン恐ろしや見逃しするは人の責任
15
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灰色猫
エンディングノートの目次にあきらめが数ページある正しい末路
14
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灰色猫
なつかしい君の名前が彫られてる机を想う授業参観
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