詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
石川順一
由比ガ浜虚子庵跡知り初めて俳句に精進したい夏風
19
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紫草
冷酒は好みの盃でなみなみと肴は蕗の佃煮がいい
16
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ともゆき
いつになく人に疲れて塞ぐ夜は 犬ひっそりと我に寄り添う
25
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滝川昌之
野イチゴを探し歩けば先導のテントウムシがはりきって飛ぶ
28
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万陽
復職し 世に出ることは 羽根を得た蜘蛛が巣を出て 飛ぶよな気分
10
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沙久
貴方から見えてる私は私じゃない私が見ている貴方も、そうね
19
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コタロー
母の日の母はとつても優しくて贈つたメロン我に切りたり
8
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みやこうまし
妻さりて一人ご飯に慣れし我 男やもめの一歩踏み出す
22
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コーヤ
夕暮れて 眠り始めた 葉のもとで 恥じらうように 合歓の花笑む
25
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恣翁
小刻みに漕げる艪の皺 畳みたる細波の底に 廃市見えたり
17
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夢士
宵を待ち開く花弁や愛くるし一夜の花と知りて愛しむ
22
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野々花
いつまでも感謝の気持ち消えぬから今年も贈る白いカーネーション
21
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万陽
母の日に一番うれしいプレゼント少食の吾子「おかわり」の声
21
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松本直哉
ひつそりと身を寄せあへりさみどりのさやのなかなるゑんどうの豆
14
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コーヤ
初夏の陽に眩しくひかる野のこみち緋赤に燃える躑躅広がる
18
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コーヤ
香り立つ匂いに誘われ行き着けば語らい笑う緋赤の躑躅
19
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美津村
風を孕み荷台のシートのなびく音静かになるまで速度を落す
12
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美津村
納税期限日を告ぐる有線放送がこだまする村をトラックに過ぐ
6
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美津村
バックミラーに焔とうつりゐし夕日御在所岳に素早く落ちぬ
10
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葱りんと
なんて事 今日呑む酒が 冷えてない 怒れる私は 正しい堕落者
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