詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
滝川昌之
密集を抜けた韋駄天 歓声と悲鳴を割いてトライへ疾駆
16
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詠み人知らず
草雲雀小鈴ふる音切なきに 君恋しくて写真出しみる
15
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吉野 鮎
たたなづく雲を包みて朝の虹七色架けゆく遙かな西へ
19
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KEN
宵闇に ふくろうの聲 渡り來る 摺上の瀬の 彼岸の中日
9
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横井 信
溢れ出すひかりを連れて朝は来る足踏みしてる扉の前に
16
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へし切
秋くさのさびしき中に 吾亦紅 離れゆく人の赤き紅思ふ
13
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行中納言中将知師
いざよひの月かけたるを見し人は 離れゆくことを今や知るらむ
8
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夢士
今日もまた貴方に会いに夢のなか遠くで見ている貴方の笑顔
13
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滝川昌之
邦(くに)を背負いぶつかり合った巨漢らがノーサイド後に魅せる抱擁
16
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Chico
宿る音の吹き盡くされしハモニカのみし夢のごと 風透る部屋
15
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詠み人知らず
ついーときて二人の先ゆく赤とんぼと秋彼岸詣での墓參道ゆけり
13
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灰色猫
雨だとか涙であるとか不思議だね僕らは水と共鳴できる
18
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リクシアナ
バケットの肌理を零れる百花蜜遠いラジオを秋風に聞く
15
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夢士
秋彼岸塔婆カタカタ風にゆれ無沙汰を詫びて黄菊手向けむ
10
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詠み人知らず
有明の眺むる空に鳥渡る山並みはるかに點となりゆく
20
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滝川昌之
廃材となりて積まれる海の家 消しゆくことも浜の定めと
16
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横井 信
おだやかに流れる川の真ん中で変わらぬ朝の始まりを見る
12
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横井 信
風乾き干からびてゆく大地へと首を垂れた稲穂は触れる
9
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横井 信
ゆるゆるとまわる車輪は空回り焦る気持ちで待つ秋の風
13
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KEN
羊水に 包まれ丸み 見た夢の よみがへる程 柔き秋の夜
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