詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
聴雨
雨音に目覚めて聞ける拍動の秒針のおとに時を知る夜半
7
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KEN
人の奥我身に例え綴る歌手のひらの中心に差し込み
6
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葱りんと
母の日を しばらくすぎて ようやっと 静まる心情 電話はかけない
7
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夢士
つゆ草の葉先にキラリ水の玉夜来の雨の上がりて眩し
17
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横井 信
蒸し暑くオフィスの中に閉じこもる休みの前の空気が重い
10
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横井 信
増してゆく夏の暑さを憂えれど雨の予報も運動会へ
5
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深谷真雪
戸を閉めて明かりを消せばそこはもうわたしのための闇だけが在る
3
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滝川昌之
カタツムリ画伯は描く足跡でブロック塀に前衛アート
21
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へし切
お互いに仕合わせ ひとつ おすそ分け ほっこり ふわふわ綿菓子の味
18
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詠み人知らず
久しぶり「しっかりしいや」聞きました 神戸女の母に叱られ
6
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恣翁
名門の驕りばかりの目立ちけり スポーツマンの矜恃や 何処
17
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聴雨
水くきのながるるままに連綿といにしへ人の心さぐりて
17
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石川順一
仮眠から自己嫌悪などすぐ起こる寝ずに頑張る幻なのか
15
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横井 信
花は去り実を成さんとぞ茂る葉にしばし休めよ柔らかき羽
14
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更紗
災いと悲しい知らせ ここかしこ 明日を憂うな 今を生きよう
7
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ななかまど
うかうかと穏やかなりし日の過ぎて木漏れ日あえかに手の甲にさす
7
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へし切
お疲れと 今日は熱めの湯につかる 「あぁー」と一声 極楽! 極楽!
14
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千映
ウドの葉の目にも鮮やか天ぷらで冷たき一献傾けるかな
14
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あさみゆき
かの鳥も私も歌を歌ひける 誰聞かずとも今日も明日も
4
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滝川昌之
籍を入れ暮らし始めたアパートの青い畳を覚えてますか
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