あゆかのお気に入りの歌一覧
滝川昌之
水田の警邏を担うカルガモ隊二羽一組の害虫捜査
27
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滝川昌之
鶯は上手くなったと惜別の独唱に乗り薫風が逝く
25
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千映
ディサービス母は絵手紙貼りだされ苺艶々 高くなる鼻
12
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滝川昌之
定宿の勝手知りたるつばくらめ耐震補強に手抜かりはなし
23
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石川順一
仮眠から自己嫌悪などすぐ起こる寝ずに頑張る幻なのか
15
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滝川昌之
あちこちで気怠い吐息は昇華して連休明けに薫風が凪ぐ
20
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滝川昌之
ハーネスをはずした今も人のためセラピー犬は駅前にいる
18
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夢士
昭和の子シニアと言えど未だ元気ジュニアに交じり走るグランド
11
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石川順一
汗まみれ衣替えしたパジャマかな膝が切れて居る長ズボンかな
14
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灰色猫
はらはらと桜花が描く曲線の舞ゆく先は初夏のてのひら
24
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滝川昌之
手折らずに撮らずに置けばその花の色も匂いも風が記して
19
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滝川昌之
はらはらと白梅散らし参道の春深めゆく風とメジロと
27
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夢士
満まんと水青くして春を待つ宮ケ瀬のダム鳶風にのる
11
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詠み人知らず
重ね見る独りへ置かぬ連なりをひとの情けを重んじる灯に
7
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石川順一
ヤモリ居る襖の黒い縁取りに昼餉チャーハン夕餉のイワシ
11
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滝川昌之
開花日の予報で古き町の名に君と見上げた春匂いくる
24
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夢士
雛の宵主なき飾りそっと置く大正初期の小さき人形
16
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石川順一
トラクター暴走気味に疾走す交通整理を当惑させる
15
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灰色猫
墨染めの桜や酌みつ愛でたればなほ麗しき春にならなむ
18
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灰色猫
巡りゆく季節を渡る如月が弥生と変わるラインを越えて
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