詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
inosann
老いてなお運転する子に物申す大正生まれの気骨稜稜
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野々花
刈り伏せた草の匂いのする道をスマホ片手にゆるりと歩む
23
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野々花
常夜灯点して眠るあの人の便り途絶えて三年になる
26
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秋日好
ポカリ無き夏日にスイカにかぶりつく元祖はこちらと頷きながら
23
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秋日好
形なき吾を泳がせ幸せになる機会くれた皆に感謝を
20
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石川順一
お茶漬けを今日は食べたり空腹を補ふ為のサプリメントか
18
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灰色猫
君がくちびるにふれつつ封じ込む愛の言葉を指つたいに聴く
19
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灰色猫
眠りという静かな別れ寂しくて母の寝言に言葉を返す
28
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灰色猫
雨垂れの車窓に烟る故郷はぬめる魚のかをりを放ち
22
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灰色猫
線香は燃ゆる時より生涯を全うするごと清ら燃え尽き
25
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詠み人知らず
ひねもすに 心模様の乱るるは 我ならなくに つれなきに倦ず
14
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詠み人知らず
意味解して 苦くも甘き今のあり 蓮の生命 笑まひて生きむ
20
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詠み人知らず
副鼻腔 腹腔鏡の 「腔」の字を 「くう」と読むのは テクニカルターム
13
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詠み人知らず
ゐるうちに だんだん遠慮のなくなりぬ 脱ぎつる服も 散りぼふままに
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詠み人知らず
脳髄に 響きて染みて 心ごと 溶かさるるがに 熱き言の葉
21
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あゆか
再会は座り間違えたコンサート駅までずっと歩幅が同じ
17
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あゆか
山ウドの影でミョウガがこっそりと丈を伸ばしておっと、食べごろ
20
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夢士
梅雨空や日射しキラキラ昼休み誘われ出でて街中を走る
19
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コーヤ
葉の陰の青い桑のみ鮮やかに真っ赤に目立つ日を迎えたり
21
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コーヤ
空仰ぐみどりみどりを目で受ける森林浴のドライブ爽快
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