詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
水月
山里の寂しき色に静か降り染めて美しせつな雪化粧
14
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水月
しんしんと寂しき心に降る雪よ凍えゆくまま残る想いに・・・
14
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滝川昌之
保線夫が朝にくつろぐ立ち飲みの頭上を君の車両が過ぎる
25
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灰色猫
雪の夜に耳を塞げば煮えたぎるマグマのような静かな鼓動
18
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滝川昌之
保健室 右往左往の寒の内 学級閉鎖の噂が走る
18
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滝川昌之
寒耐える桜木ひとり一人ごとその花ひらけセンター入試
19
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へし切
こがらしの果ては静かな冬の海なぎたる沖の夕波千鳥
23
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へし切
夕されば千鳥しば啼く冬の海 冴ゆる白波み雪降りつる
22
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夢士
からっ風背に受け飛ばす常磐道群馬ナンバー雪撒き散らす
14
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林林
ふううって息を吹いたら温かな湯気が応える冬の味噌汁
24
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林林
アルペジオ「北の国から」さだまさし雪の下にて春待つ命
14
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石川順一
新鋭の詩人紹介読んで居るトイレ長引き風呂には行かず
12
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コタロー
一本の孤獨の道を蹈み分けて我の足音のみが聞ゆる
10
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コタロー
水鳥に映る人影恐ろしく飛沫を上げて逃げるのみなり
9
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吉野 鮎
をさな子のやわき温みを胸に抱き鼓動合はせて夢の虹橋
14
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滝川昌之
一つ癒え二つ新たなあかぎれに溜め息かけては春まだ遠く
24
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滝川昌之
前奏でいつも躓くアルペジオ恋歌なんて歌い出せない
21
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横井 信
冬の朝 こころふるわす 鳥の歌 今日の生まれる 瞬間告げ響く
14
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吉野 鮎
添ひてくるやわき温みの匂ひたつ眠れる幼の鼓動のたしかさ
16
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吉野 鮎
召人の朗朗の聲ききをれはうたはしらへに燦めきてをり
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