野々花のお気に入りの歌一覧
リクシアナ
寄せ植えの鉢の景色にささやかな夏訪れて礼文草咲く
30
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へし切
老いぬれば身は浮草の水まかせ憂き世の川に漂ひ流れ
31
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沙久
「あの人を変えることなどできないわ」「だから自分を変えてくんでしょ?」
25
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沙久
動かない水面にポタリ、インク落ち 君と私は出会ったのでしょう
21
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君丸
もう言えぬ 想いはすべて 歌のなか 後悔すらも 風とたわむれ
14
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リクシアナ
思い出の夏の果実は青けれど手繰れば蔓に病葉からむ
21
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inosann
「疲れたから今日は簡単に」と妻の買う味付け肉と千切りキャベツ
24
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千映
「いつまでも艶つきの翁でいてね」アホな会話は愉しくていい
16
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中野美雄
弟よ幼き日わが手はなさず今わがさきに逝かむとは何だ
16
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中野美雄
老いたる母の 病 診てくれる女醫さんは母と合はざりし きみにかも似る
10
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詠み人知らず
適量の不幸を抱え暮らすのは 視点次第で 仕合わせらしい
31
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矢車菊
観覧車、回転木馬、ティーカップ 思い出をつくるための、乗り物
20
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矢車菊
夏帽子かぶったままでふと眠るあなたの夢に口づけてみた
23
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灰色猫
ここまでが君が旅した物語たどりつくまで栞はそのまま
25
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灰色猫
水無月の緑に染まりし瞳には初夏告げる虹が立ちをり
24
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詠み人知らず
冷風の恩恵を受けゆったりと 新緑飛ばし 雲に追いつけ
20
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紫草
寒かろう蜥蜴のしっぽは寒かろう炎天の地にぽつねんと死す
23
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inosann
老いてなお運転する子に物申す大正生まれの気骨稜稜
24
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ななかまど
梅雨の間に雲よりひかり射しくれば薔薇の香に酔う朝の夏草
15
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tasuku
点滴の針を差し込む痛み耐えこれも生きてる証と思う
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