千映のお気に入りの歌一覧
へし切
遠目にも空に際立つ純白のけがれも知らぬ木蓮の花
25
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幸子
生き難き世を生き抜きて人助くる人知ることで立てる日のあり
18
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只野ハル
すすり泣く隣のベッドの付き添いの声を背にして病室を出る
19
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滝川昌之
白無垢の辛夷見上げてネコヤナギ私も咲くと似てる穂先は
20
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へし切
闇の中 あなたの光に励まされ生きる勇気に それが愛だと
22
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灰色猫
君というぬくもり知らず生きてればなんて子供の言い訳だよね
15
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灰色猫
村々に雨を届ける旅路です鳴神さまの絵巻を胸に
20
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滝川昌之
男湯に「よく温まれ」と母の声 幼子一人 百数えおり
15
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夢士
土砂降りの雨音聞きて湯に入りぬ今宵の伊豆の風は冷たき
11
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灰色猫
死にたがる自分でなくて死んだのが必死に生きた命であること
16
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灰色猫
地の神の怒りにふれたあの午後の悲鳴は今も聞こえていますか
21
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露草
福島をあまねく濡らす涙雨 あれから八年 三・一一
19
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滝川昌之
薄れゆく記憶に負い目抱きつつ映像の波へ捧ぐ黙とう
21
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夢士
車止めラジオに合わせ鎮魂の思ひを込めて黙とう捧ぐ
17
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へし切
いろいろに花はあれども梅の花 春 先がけて咲きにほふかな
22
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夢士
野の原の繁縷摘みたる幼児の面影遥か夢と消えゆく
12
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灰色猫
あたたかな薦を脱がされ啓蟄のいろはの松は恥ずかしそうに
20
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幸子
幾度もの春の記憶が歓びの波涛となりて胸に打ち寄す
15
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灰色猫
凍てついた月にも春がくるように君の歌にも春の訪れ
17
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夢士
開け放つ窓より聞こゆ沈丁花あさの陽きらり葉先の雫
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