美津村のお気に入りの歌一覧
あかる
ゆるやかに続くみどりのトンネルを ひとりでくぐる今日もあしたも
6
もっと見る
詠み人知らず
たけのこの初物とどきゆるゆると時かけて煮る春惜しみつつ
6
もっと見る
詠み人知らず
木漏れ日の光の筋に照らされて天使パタパタ羽根音しきり
5
もっと見る
詠み人知らず
きらきらとあなたの眼鏡とんでった頬だけを打つつもりだったの
6
もっと見る
詠伝
寂寞を寄せ合う冬が終わらない彼女が髪を切らない限りは
15
もっと見る
詠み人知らず
突然に吾の手握り老婦言う 「今が華よ」と何度も何度も・・・
12
もっと見る
如月 氷花
さみしさが ならんだ夜の自販機で 百二十円のぬくもりを買う
35
もっと見る
皐月
温泉と生八つ橋を夢に見るカリフォルニアの青い空広がる
1
もっと見る
日向猫
さらさらと藤の花房揺らす風 運ぶ薫りに蜂も誘われ
23
もっと見る
灰色猫
出来るだけ 淡いピンクの 水彩で さくら と記す 春にさよなら
9
もっと見る
横雲
偲びつつ人待ちをれば夕闇に微かに揺るる小手毬の花
11
もっと見る
如月弥生
寂しさに自棄になりそな春の宵 贈り物など捨ててしまおう
3
もっと見る
みなま
君のその鍵盤に置く指先にみとれた時が恋のはじまり
17
もっと見る
詠み人知らず
あてもなく彷徨いつづけいつの日かこの目で見たい桃源郷やら
10
もっと見る
詠み人知らず
早朝の定食屋にもBGM オールドイーズが妙にかなしい
16
もっと見る
詠み人知らず
一通の手紙を君に書くように弁当箱に弁当詰める
8
もっと見る
嵐露
書物には全ての答えが載っていた君の本意だけ知らないままで
4
もっと見る
みやこうまし
寝返りて触れし空虚に夢うつつ 温き感触 片手が探る
16
もっと見る
紫草
一輛の箱がことこと走り行くのいちごの咲く丘の単線
14
もっと見る
紫草
冷や酒は好みの杯でなみなみと肴は蕗の佃煮がいい
21
もっと見る
[1]
<<
13
|
14
|
15
|
16
|
17
|
18
|
19
|
20
|
21
|
22
|
23
>>
[23]