雲海のお気に入りの歌一覧
へし切
薄れゆく記憶を辿り思いはす尊き命のひとつひとつに
19
もっと見る
ほの香
縁起とてめ組の羽子板まだ片さず羽ねの無患子良き名と想ふ
10
もっと見る
桜園
宅配の弁当旨しという姑に安堵している手をあわせつつ
16
もっと見る
詠み人知らず
強風にレンガの壁の崩れるを 三匹の子豚教訓いかに
6
もっと見る
詠み人知らず
かぐはしきギターの調べに誘はれてアルハンブラの水辺に憩ふ
4
もっと見る
みなま
何故そんな冷たくするのアイフォンのやり方聞いただけやん、今日も
9
もっと見る
デラモルテ
当て所なき恋ひ路さまよふ信夫山深みに入りて帰るものなし
6
もっと見る
詠伝
惑わない氷の女でいたいのに悔しや吾が身の熱伝導率
18
もっと見る
詠み人知らず
丸まった靴下猫の背中には 好かれる者の反発が見え
11
もっと見る
inosann
相容れぬ上司の苦言甘受して気分は松の廊下渡りきる
13
もっと見る
紫草
ただそうかそうかそうだったのかと思いつつ一日終える冬の日のあり
27
もっと見る
詠伝
かたぶいた地軸と緯度の関係で明けない夜もこの世にはある
9
もっと見る
夢士
中秋と見まごう満月昇りくる寒中のなか里に人なく
6
もっと見る
inosann
客宅での短歌の話しが上役との声と重なる「自己流はダメ」と
13
もっと見る
デラモルテ
訥々といのち燈して長らへば盡きせぬ夢を薪に燒べり
7
もっと見る
ちけ
年下じゃいけませんかと問う君の声音は不意に夕立に混じる
17
もっと見る
ほの香
受け取れぬ賀状もあれば渡せないチョコ有り、おとなのおとぎ話は
21
もっと見る
へし切
静かなる鎮守の森に音の立つどんどの焚火パチパチと燃え
22
もっと見る
詠み人知らず
残された時を儚く思うから 君がとっても小さく見える
22
もっと見る
らてん
甘酒に誘われ舞い込む蛍雪 かじかむ君をよせて「おかえり」
8
もっと見る
[1]
<<
12
|
13
|
14
|
15
|
16
|
17
|
18
|
19
|
20
|
21
|
22
>>
[22]