小林道憲のお気に入りの歌一覧
cherry
帰省の波に子供の手を引き漂うとゆくもかえるも千年かわらず
7
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cherry
家族って近くて遠い満月かしらふとしたときにその距離おもう
10
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秋日好
下の名を呼び捨てされることに慣れ愛情表現ひとつ減ったね
13
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只野ハル
色が褪せ襟が伸びてるTシャツを捨てられなくてこの夏も着る
14
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みやこうまし
祇園会の過ぎて乙女の浴衣着を見られなくなり 大文字恋う
12
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詠み人知らず
冷房の温い車両の天井に 涼しく揺れる広告の美女
16
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速魚
葉蔭にはとなり合わせに落ちていた蝉の抜け殻と虚ろな骸
12
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みなま
白紋をまたたかせ飛ぶ烏揚羽尾を失いてなお命燃やせる
11
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詠み人知らず
音だけで分かる不要な水の量 窓に吹き込みまるで泥棒
14
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つゆくさ
たぶん君 そこにいるから おはよう!って 言いたくなるよ いってらっしゃい!
7
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詠み人知らず
もちもちの吾子のほっぺを叩いたら こちらが泣けるお仕置きになり
16
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へし切
蝉が泣く命惜しめと諭すがに争い絶へぬ人の世を見て
29
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みん
追い風か向かい風かも知らぬほど吹かれた時は笑うしか無し
7
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在原紀之
雲の間はうつりにけりないたづらに君もながむる月もえ見えず
4
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つゆくさ
トタン屋根 ポツンポツンと雨の音濡れてないかな洗濯物は
7
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出汁巻きいろ
鮑とか栄螺じゃないし口閉ざす二枚貝じゃないアンボイナガイ
3
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夢士
野分け去り夕焼けの峰群青に窓を開くれば虫の声聞く
15
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香月
宵待ちて佇む君の面影に心ときめく夏のこの月夜
4
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紹益
この世では 届くことなき 恋ごころ 灯篭託す 精霊流し
17
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みなま
洗車機のうちがわみたいこの雨に濡れてる人の息災を祈る
12
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