亜希子のお気に入りの歌一覧
あまおう
咲かずとも春の夜風に成り果ててきみの隣をかすめていたい
24
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あまおう
日だまりの春の気配にほだされてベンチで少し根を張ってみる
25
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あまおう
凛と咲く白梅の枝しなやかなきみの後ろ背匂ひ立ちたり
23
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夏恋
甘やかな雨はわたしの髪に降り春は記憶と心を乱し
10
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紫草
行きずりに見上げた空はまろやかな朧な夜の月のまなざし
21
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紫草
雨粒の奏でる音の彩りを君の機嫌が決定づける
16
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夏恋
あなたはね思い通りにしたいだけテリトリ侵害自覚すら無し
9
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あまおう
この頃はにわかに春も遠のいてきみの背中に寄り添っている
12
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あまおう
遠い目で身じろぎもせずイグアナときみのメールを待つガラパゴス
27
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あまおう
口付けをねだるきみには丁度良い今宵の月の傾き加減
28
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あまおう
鈴なりの花咲く梅は寒空に白黒つけて春の装い
14
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あまおう
雨の日は素顔に照れてしまうから白いマスクのきみが好きだな
15
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あまおう
雨音を聴いてる僕と小走りで傘差すきみにショパンの調べ
15
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住川幸
傾いた半旗の裾に手を伸ばし、伸ばしてそして続かぬ言葉
7
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あまおう
春の夜は霞に沈み静まりていっそう深く髪の毛座見ゆ
15
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紫草
たなびける隣国からの春霞 喉のいがいが心のいがいが
11
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たんぽぽすずめ。
春が来て箪笥はまるで冬待ちのつぼみの如く膨れて笑まむ
18
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あまおう
過去に咲く桜の花の散りようも年輪となりきみ薄まりぬ
20
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あき
味気ない そんな毎日変えたくて塩と胡椒を手にとってみる
29
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あき
このくちで編んだ呪いはするすると空気にとけてあのひとが吸う
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