詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
只野ハル
あの頃の勘違いでも幸せと感じたことが思い出にある
19
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恣翁
麦秋は 赤児をあやす守り唄のごとく 哀しみ湛へたりけり
23
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コタロー
母が子に慣れぬバットでボール打つ慣れぬグローブ笑顏の二人
37
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石川順一
過去生を思い出しつつ慎重に作歌をしたり句作をしたり
13
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灰色猫
無数なる手から手へと渡りゆき我が手に来たる銀貨のひかり
20
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へし切
明け立てばくれなゐふかき花の色 夏来にけりと今朝初に咲く
31
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秋日好
頂いた土佐黒潮の鰹節お蔭で間引き菜鉢盛り食べる
16
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詠み人知らず
無自覚に 見せる優しさ残酷で 秀麗なきみ 微笑めば小悪魔
18
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inosann
重箱の隅をつつくごと国会の一日の費用三億円とも
16
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桐生賄
人数分 布団干すのも 重労働 体そちこち 筋肉痛に
17
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夢士
鶯の声に誘われ山里の路を歩みて吸葛の香
18
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まあさ
初夏の 週末息子が やって来た 新しい名刺 携えてきた
22
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滝川昌之
かけだして後先も見ず潮風の空へ放ったコンバース白
25
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中野美雄
柿若葉の匂ふみどりに夕かげの幽くさせばきみを偲びぬ
7
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へし切
思ひ草たおれば夢み思ひ寝に子らは幼し君が微笑む
23
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夢士
朝の日にシャクヤクの白輝きて今日一日の元気を受ける
18
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へし切
風わたる水面はみどり魚はねて燕飛び交い夏は来りぬ
24
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野々花
朝の陽を浴びて目覚めし貝割れの双葉寄り添いふるふる揺れる
23
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inosann
隣席を妻に譲りし女子のいて「次の駅にて降ります」からと
20
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ながさき
シクラメン よくぞ咲いたり 六か月 色は薄れて 淋しくなれど
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