inosannのお気に入りの歌一覧
市川春水
母の手の霜焼け想う子が散りし空に今年も春が動ける
24
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詠み人知らず
感情を鯖で読むなら仕合わせは 日々の漬物それだけで足る
8
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紹益
南から 春一番が 吹き抜けて 冬の名残を 北へ追いやる
9
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詠み人知らず
在りし日の面影映す くれないの花にふるらむ優しき光
21
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山田美弥
ぎりぎりのインチキくさいかわいさで渡る世間に春風の吹く
6
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山田美弥
思い出にしてもらうため今日もまた精一杯に生きてるつもり
7
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山田美弥
言葉とは不自由だ だから歌うんだ 私を作る言葉を探せ
5
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遠井 海
汚染地に暮らしてるけど幸せよ未来を想像さえしなければ
20
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もなca
遠ざかるテールランプを見送れば取り残されたような静けさ
20
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紫草
おもねらぬことをしっかと決めた日の心軽きよ春風うけて
18
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詠み人知らず
二年半ひそかに小遣い貯めまして 今夜くじらの刺身を食べる
13
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桜園
梅咲いた花疎き夫の声はずみ黄梅咲くをともに見つめむ
29
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もなca
春の陽に隠す小さな寂しさを知ってしずかに揺れる菜の花
22
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文麿
灰色の空の裂け目や上弦のきりりと光り潔きかな
26
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詠み人知らず
染め色を忘れた白き紫陽花の憂ひを包む雨の囁き
68
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まぽりん
梅の花かざす乙女の袖濡れて止まず恋ひしき初雪ぞふる
108
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桜園
渋滞のノロノロ運転もどかしく空飛び抜けたし春雨の中
27
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遠井 海
福豆のくず散る部屋に小鬼らが静かに眠る立春の明け
57
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あき
冬の街ピカピカしても無駄ですよ私ひとりじゃ出かけないもの
18
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詠み人知らず
死について怖れを知った夜の闇 ぼんぼり鈍く読経の響く
24
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