inosannのお気に入りの歌一覧
詠み人知らず
「川の字」で寝るのが憧れだったけど 数字の1が定形となる
23
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紹益
震災後 早ふたとせが 過ぎ去りて 人の心の うつろう速さ
7
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紫草
たなびける隣国からの春霞 喉のいがいが心のいがいが
11
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あまおう
公園の井戸端会議もうららかに天女の誘うゆりかごの中
16
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紫草
届き来し合格通知を握りしめ小鼻ふくらむ十八の春
23
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恣翁
狭くとも 分け隔てなく春来たり 庭ゆ蒼天 仰ぐに足れり
36
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詠み人知らず
恋をしてダイヤモンドを買えなくて 川原の石を愛でる女あれ
23
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紹益
夜桜を 眺めつ君を 思いつつ 一人寝る夜は 寂しく辛い
8
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あまおう
駅裏も華やかなりし梅の花きみ待ちわびて春は爛漫
25
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文麿
ほんのりと花の香りにつつまれて君ゐる部屋の光はなやぐ
17
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こぐまじゅんこ
何もないこんな日もいいすき焼きの材料を買って娘と作ろう
6
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もなca
君を乗せて単線電車は走りゆく静まりかえった夜の片隅
20
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紫草
若やかな人らが行くを眺めつつ学園都市の坂道下る
20
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こぐまじゅんこ
あたたかい日差しに誘われスプリングコートをまとって駆けだして行く
4
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もなca
すみれ色に空ひからせて夕刻のチャイムは「春の小川」をうたう
15
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ふきのとう
春の陽はやわらにそそぎ影さえもおぼろに見ゆる午後の町かど
27
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みなま
道端に雄々しく咲ける水仙に片足挙げる愛犬を叱りつ
11
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文麿
その頬のうすく染まるは頬紅か伏し目の君のにほひあやしく
10
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詠み人知らず
花嫁は夜汽車が嫌い捨てられぬ 過去を纏いて彼方へ嫁ぐ
15
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もなca
道沿いに菜の花の咲く街だった 思い出だけがずっとあざやか
20
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