inosannのお気に入りの歌一覧
千草
スースーと襖隔てて聞こえ来る寝息悲しや老いたる母の
22
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詠み人知らず
鶴帰るおとぎばなしにあったごと吾泣き濡れて亀とにらめっこ
3
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光源氏
世の中の闇にまよへる花ざくら今日も無常の雨にふるへて
21
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もゆや
地位じゃなく名誉でもない何だろう惜しまれ辞める人でありたい
6
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呉竹
名も知らぬ東風連れらるる小春風我におじぎし「こんにちは」とは
8
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紹益
春弥生 入学式は まだ早い 桜散らすな 花の嵐よ
8
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文麿
かすかなるほころぶけはいかへりみて花なおそれそにほひたつ春
11
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詠み人知らず
まだ眠い飲食街の夜明けには 疲労が路地に浮き出している
25
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光源氏
はかなしく彼岸へ渡る君が舟さまよふ影は袖を濡らして
11
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みなま
鉢植えのニオイスミレも咲き出して懐かしい唄口ずさむ午後
13
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詠み人知らず
春疾風木々しなやかに強かに人間だけが翻弄されて
5
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もなca
風吹けば呼び交わすように揺れておりれんぎょうの黄色ゆきやなぎの白
14
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紫草
若き日の夫が背広の肩幅は我らを背負う前の痩身
44
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詠み人知らず
君のこと「圏外です」って眼で見てる 捻くれ硬派の僕を分かって
20
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あまおう
咲かずとも春の夜風に成り果ててきみの隣をかすめていたい
24
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詠み人知らず
春めゐてのどけき風はとりどりにつぼむ花へと息吹きをかくる
23
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ふきのとう
春風はほのかと匂う梅の香をバス待つ我に届けてくれる
21
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住川幸
傾いた半旗の裾に手を伸ばし、伸ばしてそして続かぬ言葉
7
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みなま
「念願の仕事に就けたよ」息子より報告の声弾む朝の陽
27
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りゅう たいせい
これほどに不幸な自分はいないなと落ち込む夜もあくび出て寝る
8
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